リモートワークやってみた~北海道のイラスト制作会社の場合~

こんにちは、ジーアングル札幌支店のイラストレーター田附です。

先日公開したコロナウイルス対策のリモートワークレポート第2弾です。
(第1弾は打ち合わせなどの外出を伴う業務がメインとなる営業部レポートです。コチラも是非!)

今回はイラスト制作をメイン業務としている札幌支店メンバーからのフィードバックを元に、イラスト制作を行う現場でリモートワークを導入した場合の社員側からのリアルな声をお届けさせていただきます。

北海道という土地ならではのフィードバックも多くありましたのでぜひ最後までお付き合いくださいませ!

これからリモートワークを本格的に導入したいと検討されている企業さまの参考になれば幸いです。
(ちなみにジーアングルがどういった企業、職務内容なのかにつきましてはコチラから)

リモートワーク実施のルール

●自宅以外での作業は禁止

●業務に私物のPCは使用しない

●始業時、お昼休憩時、就業時の3回点呼を行う(基本時間固定)
※アルバイトスタッフも同様

● 業務時間中は「Google Hangouts Meet」に常に接続(カメラon、マイクmute)
└ 誰かに呼びかけたいときだけマイクonで声掛けをする

● どうしても本社システムでの対応が必要な時はリモートアクセスで対応

リモートワーク実施の事前準備

●通常時に会社で使用している必要機材の持ち帰り

●リモートアクセス用ソフトのインストール

持ち帰ったものリスト

●デスクトップPC本体
 └ 中にはとても大きなPCの人もいるので梱包が大変でした…。持って帰るのにも滑って転んで落とさないよう気をつかいましたね。

●モニター
 └ 少数ですが家にモニターが無い人は持ち帰りました。

●ケーブル類・ペンタブレット、液タブ
 └ 会社用と自宅用に複数所持してる人もおり、使いやすい方を使ってます!

●ヘッドセット

●webカメラ

●wifi子機
 └ 全員に支給はできませんが、自宅に通信環境が整っていない人は会社所有のものを持ち帰りました。


イラスト制作では使用しているツールの関係上、ノートPCではスペックが追いつかないため、デスクトップPCを持ち帰るのが必須でしたので、梱包などの準備が少し大変でした。

ルールに関しては特にイラスト制作特有で変更が必要な項目などは有りませんでしたので、会社が定めた上記ルールで運用しております。

それでは、実際に実施して良かった点、悪かった点を業務編と生活編に分けてご紹介いたします。

リモートワークの良かった点

~ 業務編 ~

●制作に関わらない雑務が減った為、作業に集中でき仕事がはかどる。(残業が減った)

●朝礼や掃除の時間がなくなることで作業にさける時間が増えた。

●会議が効率的になり、無駄が無くなった。

●電話対応がなくなるので、作業が中断されない。

●会議室が取れないことによるMTGのリスケがなくなった。

●作画において、自分が持っている資料を参考にしたい場合すぐに取り出せる。

●緊急対応でも、システム的に出社しないと出来なかった作業が自宅ですぐに対応できる。

~ 生活編 ~

●体調管理がしやくすなった。

●通勤時間が無いので自分の時間が増え、モチベーションアップに繋がっている。

●同僚のペットをモニター越しに愛でられる。

●休憩時間に家事を済ませることができ、負担が減った。

●室温や湿度を自分の適温に設定できる。

●3食きちんと食べれるようになった。

リモートワークの悪かった点、懸念点

~ 業務編 ~

●ネット環境が不安定で支障ができることがあった。

●リモートアクセス用ソフトが重く、作業に時間がかかった。

●コミュニケーション能力が落ち、表情筋を使わなくなった。

●人体を作画する際にポーズをとってくれる人が近くに居なくて困った。

●出社時はデュアルモニター(2画面)を使用しているのでその分効率が下がる。

●通信環境が悪く、遅い。

●ヘッドセットで耳が痛くなる。

~ 生活編 ~

●運動不足で肩こりや腰痛がひどい。

●お菓子を食べすぎて太った。

●暖房をつけないわけにいかないので電気代が心配。

●暖房に調整機能の無いポータブルストーブを使用しているので気づくと部屋が30度を超えいてる。

●メリハリが無いため、退勤後でもダラダラと仕事してしまいがちだった。

●買い出し以外ほぼ外出しなくなった。



その他、北海道ならではメリットは、通勤時間がなくなったことによる怪我リスクの回避です。

北海道は3~4ヶ月ほど雪が降り続くことから、電車が雪で止まったり通勤中に凍った路面で転んで怪我をしてしまうことがありました。

今年の冬も転倒による怪我人が複数でており、過去には吹雪の警報が出て早退することもありましたのでそのリスクがなくなったのは大きなメリットと言えますね!

業務に関しては大きな支障は出ておらず、逆に集中することで効率がアップしたという意見も多くでました。

生活面に関しては暖房による光熱費を心配する声も多く、特に運動の重要さに気付かされる結果となりました。

実際に運用している点呼スケジュール

実際に運用している点呼スケジュールについても少しご紹介しておきます。

点呼に使用したツール

●モバイル打刻(自社の打刻管理ツール)

●「Google Hangouts Meet」
  └ 「全体部屋」「ディレクター朝会部屋」「イラストレーター朝会部屋」を作成

●「ChatWork」
 └ 出社休憩退社点呼用グループチャットを作成

実際の運用中点呼スケジュール

実際に運用している点呼スケジュール

一見、点呼だけで何度も時間を取られているようですが、通常の出社時の電話対応などを考慮すると上記以外の時間はすべて作業に集中できるので、とてもよい働きかけだったなという印象です。

まだまだこれから先、どのような状況になるかわかりませんが、今できる精一杯の作品をみなさんにお届けしていければと考えております!


最後に、最近噂の「アマビエ」をご存知でしょうか?

「もし疫病が流行したら、私の絵を描いて皆に見せよ」と言い残したという妖怪ですね。

一日も早く、コロナウイルスが収束し皆様が安心して過ごせるようになりますように。
という願いを込めて、私もアマビエちゃんを描かせていただきました。

アマビエちゃん

最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。

皆様どうか、ご自愛くださいませ。


N.Tt
【プロフィール】
大学で油絵を学んだ後、アニメスタジオで動画制作を担当。 好きなテイストは海外アニメ風やSDデフォルメですが、日本アニメ風の頭身が高いキャラクターも描けるオールマイティーなイラストレーター。

【制作実績】
株式会社バンダイナムコオンライン様:グラフィティスマッシュ
株式会社ポケラボ様:ぷちぐるラブライブ! など
https://bit.ly/2TfZrS9