動画をマーケティングに活用して売上アップ?CRMでの動画広告の活かし方

CRMでの動画広告の活かし方

CRMにマーケティングを活かす試みは、徐々に広まっています。近年では、動画をマーケティングに活用する動きが目立ち、注目を集めているのです。そこで今回は、CRM領域に動画広告を活用する方法や、マーケティングにおける動画広告のメリットについてご紹介します。

目次

メールでの動画広告

メールでの動画広告メールアドレスは取得しやすい顧客情報の1つであり、CRM領域に動画を活用する際にも、メールというプラットフォームは基本といえます。現在は、従来のテキスト・画像によるメール広告に加え、動画メールでの広告も活用されており、動画マーケティングにおいて比較的低予算で実施できるところも魅力です。

一般的な動画メールは、5秒~15秒程度のGIF動画をメールに添付する方法になります。容量の軽いGIF動画であれば、メールの受信料制限も圧迫しません。また、画質の点においても単なる広告としては十分でしょう。

動画メールの目的としては、顧客にリンクをクリックさせ自社のホームページへと誘導することです。そのためには、顧客のアテンションを引きつける動画制作の他、件名・配信時間の最適化などの配慮も必要となります。

■ メールでの動画マーケティングについては下記記事でも解説していますのでこちらもチェック!
HTMLメールに動画を添付するメリット

YouTube・Facebookでのターゲッティング広告

ターゲッティング広告近年では、特定のWebサービス上に動画広告を出稿する手法も多数見受けられます。具体的なWebサービスとして挙げられるものは、圧倒的なオーディエンス数を誇るYouTubeと、緻密なターゲッティングが可能なFacebookです。YouTubeとFacebookを活用したターゲッティング広告においても、CRMで取得した情報が活かされています。

上述したWebサービスのユーザー層と、顧客層がマッチしている場合は、当然ながら動画広告による大きなマーケティング効果が期待できます。さらに、予算に応じて広告の露出をコントロールできるため、動画を配信するユーザーの条件を定めた上で予算を設定すれば、自動的に配信頻度が定まります。これは、「予算のムダ打ち」が起きてしまいがちな広告において、予算をコントロールしコンバージョンの推移を見ながら効果測定できることは、大きなメリットといえるでしょう。

また、メール動画と比較すると、上述したWebサービスで配信する動画広告のほうが、コンバージョンにつなげやすいことがわかっています。そのため多くの企業は、新規顧客の獲得に配信動画、既存顧客の囲い込みのためにメール動画、といった使い分けをしているようです。

■ この2つの媒体については詳しくはこちらの記事をチェック!
TrueViewとは?YouTube動画広告の出稿方法と配信・予算設定を紹介
Facebook(フェイスブック)動画広告の出稿方法と配信・課金設定を紹介

マーケティングに動画を使用するメリットとは?

情報を伝えること自体はテキストでも可能なため、従来の広告でもテキストが中心に用いられてきました。では、マーケティングに動画を使用するメリットには、どのようなことがあるのでしょうか。

短時間で多くの情報を伝えられる

テキストが敷き詰められている広告は、読んでいる顧客に圧迫感を与え、疲れさせてしまう可能性があります。加えて、完全に情報を読み切るまでに時間を要すことも、欠点の1つでしょう。しかし動画であれば、同じ情報量を短時間にまとめることができます。

イメージを喚起できる

動画は、テキストよりも直感的に情報を伝えられる手法です。ダイレクトに顧客のイメージを喚起できることは、テキストでの広告にはない特徴といえます。保険、クレジットカード、金融といった複雑になりがちなサービスの説明や、アパレル、食品など顧客にイメージを届けたい商品の宣伝で活かせるでしょう。

おわりに

今回は、CRM領域に動画広告を活用する方法や、動画広告のメリットについてご紹介しました。

動画広告の中には、メールを用いた動画配信や、YouTubeとFacebookを活用したターゲッティングなどが挙げられ、短時間で多くの情報を顧客に伝えられる効果的な方法です。また、マーケティングに使用する動画の制作は、実績のある制作会社と共同で行うと良いでしょう。

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