ジーアングルサウンドチームのご紹介vol.5

みなさんこんにちは。ジーアングルサウンドチームmiuG(ミューグ)です。

miuG(ミューグ)は、株式会社ジーアングルのサウンドトップクリエイターが提案する、クオリティ追求に特化したサービスです。 素材として消費される音楽ではなく、記憶に残る音楽作品を求める方々に向けたブランドを目指しています。

今回はメンバー紹介ブログ第5弾として、サウンドディレクター兼コンポーザーの「浜崎史音(はまさきしおと)」をインタビュー形式で紹介いたします!

過去には、miuGの他のメンバーもブログで紹介しているのでぜひチェックしてみてくださいね。

ジーアングルサウンドチームのご紹介 Vol,3 コンポーザー(作曲者):松本タケシ

ジーアングルサウンドチームのご紹介 Vol,4:郭 瑜(クオ ユ)

インタビュアーはサウンドチームmiuGで営業やプランナーをしております、新家(にいのみ)です。

普段はリモート勤務なので、顔を合わせるのは意外とレア。

音楽のルーツはクラシック

早速ですが自己紹介をお願いします!

昨年入社しました、サウンドチームの浜崎史音(はまさきしおと)と申します。現在は主にゲームの作編曲や、効果音制作のディレクション等を担当しております。

ジーアングル入社するまではどんなお仕事をされていたんですか?

前職まではスタジオ付きの音楽制作会社で10年ほど働いていました。

最初は耳コピの着メロ制作をやっていたのですが、そのうちJ-POPなどの音楽制作に関わるようになり、打ち込み、楽器演奏、譜面制作、レコーディングのエンジニアなどなど、音楽制作に関わることは何でもやっていました。

たしか音楽のルーツはクラシックなんですよね?

はい!小さい頃からピアノとヴァイオリンを弾いていたので、クラシックに触れることが多く自然と好きになりました。

以前はショパンやラフマニノフ※1などの、派手でドラマチックな曲が好きだったんですが、最近はドビュッシーやラヴェル※2といった、フランスの作曲家にハマっています。

クラシックって高級で取っつきにくいと思われがちですけど、実は親しみやすい曲も多いんですよ。例えばチャイコフスキーだったら「白鳥の湖」とか「くるみ割り人形」とか、子供でも楽しめるような曲が多くあります。

ちなみにチャイコだと僕はダントツで交響曲「悲愴」※3が好きですね。特に第四楽章が衝撃的で…

※1 セルゲイ・ラフマニノフ 。身長198センチもあったロシア出身の作曲家。代表曲は「ピアノ協奏曲第2番」など。
※2 モーリス・ラヴェル 。ドビュッシーと同時期にフランスで活躍した作曲家。「ボレロ」は特に有名。
※3 チャイコフスキー「交響曲第6番」の副題。現在でも演奏会でよく取り上げられる人気曲。

な、なるほど…

(音楽への愛があふれ出ている…!)

ゲーム音楽はいろんなジャンルの「いいとこ取り」

そんなクラシック愛あふれる浜崎少年が、なぜゲーム音楽にハマったんですか?

子供の頃はスーファミ全盛期で、定番のドラクエやFF、それから「クロノ・トリガー」「MOTEHR2」といった名作の音楽に感銘を受け、ひたすら耳コピしてピアノで弾いていました。

ゲーム音楽ってクラシック・ロック・民族音楽といった色んなジャンルの良いとこ取りなので、子供ながらにも楽しめたんだと思います。

「名曲」と呼ばれるゲーム音楽が生まれる理由

既に多数のゲームBGM制作に携わってきたと思いますが、入社後一番やりがいのあったお仕事は何でしょうか?

それは大好きなアプリゲーム「ラストクラウディア※5の作編曲を担当させていただいたことですね。

※5 株式会社アイディスさんからリリースされているアプリゲーム。ジーアングルが音楽制作に関わらせていただいている。

実は最初に作ったものが求められていた方向性と違ってボツになっちゃったんです。

そこで、自分が好きな気持ちを一方的にぶつけてもダメなんだ

と反省し、ユーザーさんや制作者の方々が一体どんな曲を求めているのかとても悩みまして、寝ても覚めても楽曲のことばかり考えていましたね…。

それで何とか作り上げた楽曲を採用してもらえた時は本当に嬉しかったです!
(恋のようなものかもしれない…)

また、最近はオーケストラ楽器の編曲や収録ディレクションをさせて頂くことも多いです。

ゲーム音楽×オーケストラという組み合わせは、まさに憧れていた仕事だったので嬉しいですね。音楽に命が吹き込まれる瞬間に立ち会えるのは非常にやりがいがあります。

たしかにゲーム音楽にはオーケストラがよく使われますよね。

ゲーム音楽ってプレイ中に繰り返し聴かれますから、何回聴いても飽きないことが大事ですよね。


これは時代を超えて聞かれているクラシック音楽と共通していると思います。

あともう一つ重要な点は、プレイヤーの状況を表すこともあるので、ある程度わかりやすい必要があるということです。

だからゲーム音楽は「キャッチーで、しかも飽きない」という2つの要素を両立させなければなりません。



これは制作側としてはとても大変なんですが、だからこそ名曲と呼ばれるゲーム音楽が生まれたのではないでしょうか。

なるほど…!クラシックとゲームの両方が好きなことは、制作者として強みになってるんですね!

特に楽曲が印象に残っているゲームってありますか?

そうですね…

特に印象に残っているのは「ゼノブレイド」シリーズ※6「ニーア」シリーズ※7「オクトパストラベラー」※8「UNDERTALE」※9等ですね。

どれも世界観と音楽がマッチングしていて、美しいメロディーが印象的でした。

まだまだあるんですが、凄い分量になりそうなのでまたの機会に…(笑)

※6 広大なオープンワールド型フィールドで繰り広げられる熱いストーリーが魅力のシリーズ。「名を冠する者たち」など、数多くの名曲がある。
※7 儚げで美しい独特の世界観が心を掴む、全世界で600万本以上売り上げているシリーズ(2021年7月現在)。最新作「NieR Replicant ver.1.22474487139…」にはジーアングルもボイス収録で関わらせていただいた。
※8 古き良き時代のゲームを彷彿させる雰囲気のRPG。アレンジCDが発売されるなど、音楽に力が入れられている。
※9 アメリカのゲームクリエイターToby Fox氏が、ほぼ個人で制作したRPG。インディーズのゲームとしては異例の大ヒットとなり、音楽も人気でオーケストラによる演奏会も開催された。

(ゲーム愛があふれ出ている…!)
目次

初めまして、浜崎史音です。

ピアノやオーケストラ楽器を使った楽曲制作を特に得意としております。

大のゲーム好きですので、魂の込もったゲームサウンドをお求めの方は是非ご連絡いただけますと幸いです!

ディレクター/コンポーザー 浜崎 史音:miuG

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