マスコットキャラクターの作り方とは?作る際の注意点と企業が作る効果

多くの企業で、オリジナルのマスコットキャラクターがプロモーションに利用されています。企業オリジナルのマスコットキャラクターはインパクトがあることから、マスコットキャラクターを作りたいと考える方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、マスコットキャラクターの作り方や作る際の注意点など、企業がマスコットキャラクターを制作する効果と併せてご紹介します。

目次

マスコットキャラクターとは

マスコットキャラクターとは、企業や団体、地域などを象徴とするキャラクターのことです。企業や自治体、プロジェクトのイメージにあったマスコットキャラクターを作ることで、認知度を上げたり、他社との差別化を図ったりといったメリットがあります。

地域活性化を担う、ゆるキャラ(ご当地キャラ)

代表的なマスコットキャラクターとして「ゆるキャラ」があります。

ゆるキャラは「ゆるいキャラクター」の略称で、地域を象徴するマスコットキャラクターのこと。代表的なゆるキャラ(ご当地キャラ)といえば、熊本県の「くまモン」や滋賀県彦根市の「ひこにゃん」などが思い浮かぶという方も多いのではないでしょうか。

くまモンのようなゆるキャラは、地域の名産や特色を反映した親しみやすいキャラクターとなっていて、地域の認知度向上やPRの役割を担っています。

最近では、企業がゆるキャラのようなマスコットキャラクターを制作し、広報活動に採用しているケースも見られます。

マスコットキャラクターがゆるさをもつ意味

ゆるキャラは、緊張感のないのんびりとした雰囲気や癒やしのイメージをもたせることで、たくさんの人に愛されやすいキャラクターになります。ゆるさをもつことで多くの方に受け入れてもらいやすくなるのです。

また、ゆるさの中に地域の魅力や特色、地域との深い結び付きなどが表現されていることで、ゆるキャラだけでなくその地域が愛されることにつながります。

企業キャラクターの作り方は、以下の記事でもご紹介しています。

企業キャラクターの作り方は?失敗しないためのポイントを解説

マスコットキャラクターの作り方

企業や自治体オリジナルのマスコットキャラクターはどのように作れば良いのでしょうか。

ここでは、マスコットキャラクターの作り方について見ていきましょう。

1.サービスのコンセプトを明確にする

まずは、アピールしたいサービスや商品、特色などのコンセプトを明確にしましょう。

サービスのイメージとマスコットキャラクターが与える印象にギャップがあると、ターゲットに違和感を与えてしまいます。サービスとの親和性を考慮したマスコットキャラクターを作成するために、はじめにコンセプトを決めます。

2.アイデア出し

次に、キャラクターのアイデア出しを行います。アイデア出しの段階では、可能な限り多くの案を集めていきましょう。ただし、キャラクターのコンセプトから外れてしまわないように、サービスのコンセプトに沿ったアイデアを集めることが重要です。

3.ビジュアルに落とし込む

アイデアをキャラクターのビジュアルに落とし込んでいきます。キャラクターは、パッと見ただけで何のキャラクターかわかるようにするのがポイントです。いくつかラフ画を作成し、自社のイメージやアイデアを反映していきましょう。ラフを作成する際は、表情やポーズなど何パターンか作成しておくことをおすすめします。

4.デザインを決めてマスコットキャラクターを描き起こす

次にデザインを決め、マスコットキャラクターを描き起こしていきます。描き起こしの段階では配色や線の太さなどを調整して、イメージに合わせてデザインのテイストを固めていきます。

ゆるキャラを作る場合は、輪郭の線をなくしたり、線の色を薄くしたりして柔らかい雰囲気に仕上げましょう。

マスコットキャラクターを作る際の注意点

マスコットキャラクターを作る際は、いくつか気をつけたい点があります。

企業イメージとの親和性を意識する

企業や地域との親和性を意識しましょう。自治体や企業のカラーやモチーフなどがある場合は取り入れることで、特色をアピールできます。

親しみやすさを反映する

マスコットキャラクターは親しみやすい表情やフォルムをもつことが必要です。かわいらしさや丸みのあるフォルムを意識するなど、子どもから大人まで幅広い層に愛されるようなデザインを心掛けると良いでしょう。

既存キャラクターと類似していないか確認する

作成したマスコットキャラクターのイラストの著作権は、基本的に制作者に帰属します。そのため、キャラクターがすでに世にでているキャラクターと特徴が被っている場合、模倣しているとみなされトラブルになる恐れがあります。

また、イラスト制作者との著作権トラブルを防ぐため、制作者から著作権を譲渡してもらう必要があります。譲渡してもらうことで、企業は自由にイラストを使用することが可能です。

スムーズに契約を進めていくために、契約の際には権利関係を明確にしておきましょう。

マスコットキャラクターの依頼先

マスコットキャラクターを制作する場合、外部に依頼する方法もあります。ここでは、依頼先を2つご紹介します。

個人イラストレーターやデザイナーに依頼

マスコットキャラクターの制作は、個人のイラストレーターやデザイナーにクラウドソーシングサービスなどを通じて依頼することができます。

個人のイラストレーターやデザイナーに依頼することで、制作コストが抑えられることがあります。これは、制作会社などを通さずに直接依頼できることから、価格設定が制作会社よりも低い傾向にあるためです。

ただし、個人イラストレーターやデザイナーによっては希望通りのスケジューリングが難しい場合もあります。

デザイン制作会社に依頼

個人のイラストレーター・デザイナー以外では、デザイン制作会社に依頼する方法があります。制作会社はヒアリングを丁寧に行ってくれるため、認識のずれが生じにくい傾向にあり、自社に沿ったマスコットキャラクターを制作してもらえます。品質が一定なのもうれしいポイントの1つ。

ただし、慣れていない制作会社に依頼すると後にトラブルにつながることもあるため、実績の多い制作会社が良いでしょう。制作実績が豊富にあることを確認してから、依頼することをおすすめします。

企業がマスコットキャラクターを作る効果

企業が、ゆるキャラのようなマスコットキャラクターを作ることで、視覚的な魅力と個性で人々の注意をひきつけることができます。また、キャラクターを通じて企業の商品やサービスをPRし、広告効果を高めることが可能です。

例えば、次のようなシーンで活用することができます。

展示会でのグッズ展開や会社案内などのパンフレット

テレビCMや動画広告といった映像での活用

イベントでの広告活用(季節に応じたイベントやスポーツイベントなど

SNSやオウンドメディアでの活用

その他、サービス紹介などを交えたオリジナルのアニメーションを作成し、YouTubeなどで配信するのも良いでしょう。他のキャラクターやサービスとコラボできればSNSの話題にあがるなどして盛り上がり、さらなるPR効果を期待できます。

また、キャラクターを通じて企業価値やビジョンを伝えることで企業のブランドイメージを強化できるのも、マスコットキャラクターの強みです。

愛されるマスコットキャラクターを作るならジーアングルへご相談ください

マスコットキャラクターは、企業のプロモーションとしてさまざまな活用方法があります。SNS運用や広告はもちろん、最近ではライブ配信でも利用できます。企業の魅力や商品をアピールできますし、マスコットキャラクター自体のファンを獲得することで注目を集めることもできます。

愛されるキャラクター制作は、プロへのご依頼をおすすめします。キャラクターデザインの豊富な実績があるジーアングルにお任せください。

ジーアングルでは、キャラクター制作も含めさまざまなコンテンツ制作を行っています。映像化や3DCG化、キャラクターボイスの制作も可能です。キャラクターを使用した動画やイラスト、声優アサイン・ボイス収録などの横展開もぜひご依頼ください。

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おわりに

今回は、マスコットキャラクターの作り方について解説しました。

マスコットキャラクターは、特定の企業や地域などで活躍するシンボル的な存在です。広報活動に利用でき、企業名や地域の知名度の向上や、他社との差別化を図ることができます。

長く愛されるマスコットキャラクターとなるよう、経験豊富なプロに依頼して制作することをおすすめします。

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