ナレーション制作の料金相場は?見積もり書の内訳を紹介

ナレーション制作の料金相場は?見積もり書の内訳を紹介

初めてナレーション制作を依頼する方は、料金相場など見当もつかないことが多いようです。ナレーターの手配だけでなく、スタジオや機材の使用料、編集費、なども必要で、見積もりの項目は多岐にわたります。

ナレーション制作を初めて依頼する際は、ぜひ知っておきたいですよね。そこで今回は、ナレーション制作の料金相場と見積もり書の内訳についてご紹介します。

目次

ナレーション制作の料金相場は?

ナレーション制作の料金相場は?

ナレーションの制作費は制作会社ごとに異なり、料金変動が大きいのが現状です。これは、録音機材の低価格化などが進み、必要最低限の収録環境で、安価に請け負う会社が出てきたことが一因となっています。しかし、料金の差は、制作物の品質の差にもつながります。

こうした中で、コストパフォーマンスの高い制作物を期待されるなら、制作の料金相場を知ることはとても大切です。同時に、ご自身が何を優先してナレーションを制作したいかもご考慮ください。
ある程度の作品レベルで料金を重視するのか、それとも予算は多めにあるので、制作物の品質重視でいくのか…こだわるものがはっきりすれば、制作会社を選びやすくなります。

ナレーション制作で料金に差がつくのは、原稿のボリュームまたは収録所要時間です。また、制作会社によっては、制作物が個人利用か、コマーシャルなどの商用利用かによっても費用が大きく異なります。

ナレーター費用に関しては基本料金がありますが、ナレーターのランクや案件により費用が異なります。さらに、日本人(日本語)と外国人(外国語)とでも異なり、外国語ナレーションの方が割高です。

具体的な料金相場は、日本語400文字(約3分)の読み上げで1万2,000円~2万5,000円程度です。また、文字数ではなく拘束時間で料金を表示している会社もあります。
同じく相場は、ナレーター手配のみで1時間5万円程度ナレーター・収録・編集込みのスタジオ収録だと1時間7万円程度となります。※ナレーターのランクや案件により変動します。

見積もり書の内訳

見積もり書の内訳

上記のとおり、ナレーションの料金はナレーター手配のみか、スタジオ収録を含めた制作物の納品まで依頼するかで全く異なります。当然、スタジオ収録から納品まで含まれるプランの方が、費用の項目は多くなります。

では、実際にどのような費用項目があるのでしょうか? 見積もり書をとった場合の内訳を見てみましょう。

■ナレーター費

ナレーターの人件費です。ランクや案件により、費用が異なります。制作会社により、ナレーター手配にかかる費用が含まれている場合と、いない場合があります。事前に確認しましょう

■スタジオ費

声や音を収録するスタジオ利用にかかる費用です。スタジオの規模や設備によって費用が変わります。

■リテイク費

修正が発生した際のリテイク(再収録)にかかる費用です。制作会社により、リテイクにかかる費用が発生しない場合もありますので、条件を事前に確認しましょう。

■編集費

収録した声や音の編集にかかる費用です。ノイズカット費、エンジニア費など細かく内訳される場合もあります。ファイルを分割するときはファイルカット費、各ファイルに名前をつけるときはファイルリネーム費という名目が、別途見積もりに掲載されていることもあります。

■SE・BGM費

効果音やBGMを入れる際に発生する費用です。音源素材の購入などによって、追加で費用がかかる場合があります。

■ディレクション費

収録に関する段取りを組むディレクターの人件費です。収録当日同行の有無で費用が変動する場合があります。

■メディア制作費

CD-ROMやDVDなど、制作物を記録媒体で納品する場合にかかる費用です。

以上が主な内訳項目です。ただし、制作会社によって内訳が異なる場合もあるため、見積もり書を見て不明点がある場合は制作会社にご確認ください。

おわりに

ナレーション制作に関わる料金はわかりづらい設定になっていることがあるため、特に初めて発注される方にとっては、理解しづらいことがあるかもしれません。
制作会社に依頼する際はぜひ、複数の業者にお問い合わせの上、見積もり書を作成してもらいましょう。

ナレーション制作にあたって何を優先するか考慮し、ナレーターのランクや設備の充実性、サポート体制を踏まえて、料金に見合ったサービスを提供する制作会社をお選びください。

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