【特集】映像制作にUnreal Engine!?その魅力やメリットとは??

Unreal Engine

こんにちは!ジーアングルの森です。
映像制作にUnreal Engine!?その魅力やメリットを紹介します。
早速ですが、今回は「コンテンツ東京2018」に出展させて頂きました、ジーアングルの3DCG制作について、より詳しいご紹介をさせて頂ければと思います!
ジーアングル3DCGチームのチーフ「香川哲也」をゲストに迎え、インタビュー形式でお送りします!お時間が許す限りお付き合い頂けますと幸いです。

本日のトピックスは以下4点!
1.Unreal Engineを使った映像制作のメリット
2.ジーアングルに3DCGを依頼するメリット
3.あの「死神」もUnreal Engineで作られていた!?
4.3DCGデザイナー「香川哲也」という男


 

Unreal Engine

 

ーUnreal Engineとはー
ゲーム開発の現場で多く用いられるEpic Games社によって開発されたゲームエンジン。


1.Unreal Engineを使った映像制作のメリット

それでは、早速ですがUnreal Engineをつかった映像制作のメリットを聞かせてください!

香川 3
そうですね、やはり最初に思い浮かぶのは時短とコスト削減です。
今までの3DCGを使った映像制作って、とにかく時間とお金がかかっていたんですね。
というのも、3DCGを使った映像って作り方が一通りしかなくて、どこの企業も高い3Dソフトを使って制作を行い、それを出力するのに1秒間30枚という膨大な量のレンダリングをして、ようやく確認ができるという手法を採るしかなかったんです。

それがようやくUnreal Engineというエンジン自体の性能が上がってきたことにより、映像制作に耐えられるクオリティをリアルタイムで出力できる様になった形です。

なるほど〜。ツールの発達で制作面でのメリットが創出できたんですね?

そうなんです!しかも太っ腹なことに、Unreal Engineは映像制作で使用する場合は誰でも無料で使えるソフトなんですよ。
(※ゲーム開発で利用する場合は売上に対してのマージンが決まっており利用に費用がかかります。またUnreal Engineのロゴをゲーム内に挿入する必要もあります。)
これだけ素晴らしい技術を無料で利用できるのは本当にありがたいですよね。

実際に制作途中の確認段階で色を見たり、質感を調整したりってことを、制作側とクライアント側の相互でストレスなく確認できるようなツールとしても機能してきているところは、相当なメリットだと思います。
従来のレンダリングを必要とする制作方法では実現できなかったスピーディーな制作が、Unreal Engineの性能によって実現されたんです。
展示会映像
そこで、私達ジーアングルでもこういったメリットを上手く利用して、お客様と制作側双方にとってよい提案をしていこうという働きからUnreal Engineの導入を進めております!

 

そういえば、展示会・コンテンツ東京のプレゼンテーションで「工数を50%ほど削減できる」といった案内があったと思いますが、今までの3DCGを使った映像制作って制作工程の半分をレンダリングが占めていたということですか?

香川インタビュー
そうですね、レンダリングがほとんどではありますね。
従来の映像用3Dモデルの作り方って、CADという工業系製品を作るソフトからゲーム用のMAYAに変換して、そこからレンダリングをしていたんです。この変換作業とレンダリングに膨大な時間がかかるんですよね。

それに対して、Unreal Engineを用いるとCADデータをそのまま読み込めるのでそういった変換の手間がなかったり、レンダリング部分の工数がガッツリ無くなるので、大幅に制作工数が省けるようになるんです。
制作途中と最終的な出力にかかる工数などをトータルで考えると最大で50%ほど工数をカットできるようになりました。


【Unreal Engineを使った映像制作のメリットまとめ】

・無料で誰でも利用できる

・利用にあたりロイヤリティが発生しない

・作品にロゴの記載などが不要(※映像制作での利用の場合)

・レンダリングが不要

・制作工数を大幅にカットできる


2.ジーアングルに3DCGを依頼するメリット

インタビュー(疑問)
……あれ?メリットをまとめてみて思ったのですが、これってつまり素晴らしいのはUnreal Engineであって、ツールさえあれば誰でも楽に作れてしまうってことでは……??

それがそんなことはないんですよ。ジーアングルは「英語での開発環境」が整っているところが強みなんです。

実はUnreal Engine自体は日本の文献がほぼないんですよ。日本人が学習しようとしたときには、まず言葉の壁にぶち当たってしまうと思います。ネットで参考を探してもほぼほぼ海外のものしか出てこないですし。
日本での開発環境はUnityが中心ということもあり、Unityの情報ばかりが溢れていて、その中から必要なUnreal Engineの情報を探す手間もかかってしまうんですよ。

その点、ジーアングルはフィリピンのセブ島にオフショアの開発環境を持っていまして、現地スタッフも制作に当たっています。必要な情報を素早く入手して制作に反映することが出来るのは、お客様にとって大きなメリットだと思います。
セブの体制
何より、「制作工数50%カット」とだけ聞くと、制作サイドが楽をするだけの話に聞こえてしまいますが、私たちはフィリピンのスタッフと協力体制をしっかり築いた上で、お客様のニーズに最適な制作が出来るよう、提案の精度を上げたり、作品のクオリティアップ、ブラッシュアップの時間に、カットできた工数分を充てるようにしています。やはり制作会社は完成した作品が何よりの命ですから「早く作れる」ことだけでなく、「早く、期待を超える作品を提供する」ことに時間を割いていきたいと思っています。

なるほど!新しいツールを使って制作側が楽をしたいだけじゃん!とか思ってすみませんでした!!英語での開発環境を整えることで、クオリティ面でもお客様に貢献できることが強みなんですね!


【ジーアングルに3DCGを依頼するメリット】

・フィリピン(セブ)スタッフの洗練された製作技術

・お客さなのニーズに応じた最適な映像・CG作品のご提供


3.あの「死神」もUnreal Engineで作られていた!?

でも、Unreal Engineで映像制作の工数がぐっと削減されたと言っても、やっぱりもともとはゲーム開発のエンジンじゃないですか。Unreal Engineで制作された映像作品で有名なものってあるんですか?

もちろんありますよ!(食い気味)
もともと私がUnreal Engineを使ってみようと思ったきっかけの1つが、日本のドラマ「DEATH NOTE(デスノート)」のアノ死神キャラクターがUnreal Engineで作られているという記事を読んだことなんです。

TVドラマ用ということで、ものすごく短い制作期間であれだけのクオリティを出していることに驚いたのと同時に、Unreal Engineの持つ可能性にとても惹かれました。
これだけのことを出来るエンジンが無料だなんて、もう使うしか無い!って感じでしたね。

ドラマ『DEATH NOTE(デスノート)』Unreal Engine 4使用事例
https://www.unrealengine.com/ja/blog/death-note

 4.3DCGデザイナー「香川哲也」という男

それでは最後に、今回メインでお話させて頂きました「香川哲也」について少しご紹介させて頂ければと思います。


香川紹介
3DCGクリエイター/3DCGチームチーフ

2年間医療業界で人体や臓器の3DCG制作に従事。その後1年ほど遊技機映像用の3DCG制作を行う。
その後、約3年間プロダクトデザインをメインにフリーランスとして活動。
現在は株式会社ジーアングルにて3DCGチームのチーフを務め、フィリピンスタッフと日本スタッフのマネジメントや制作物のクオリティ管理を行う。
今後は医療業界での経験と現在の技術を活かし社会に貢献していきたい。


〜全体のまとめ〜

ここまでお付き合い頂きましてありがとうございました!
今回は展示会でお伝えしきれなかった3DCG制作の体制であったり、Unreal Engineのメリット、こぼれ話といったラインナップで送りしました。
少しでも3DCG制作について身近に感じて頂けますと幸いです。

★椎名 6

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