こんにちは!
幅広い制作領域を武器に「驚きと感動を作る」制作会社ジーアングルの広報担当です。
ジーアングルでは先日、新しいサービスとして「海外リモート撮影」というプロダクトを新規に立ち上げました。

- 海外リモート撮影とは?
- なぜリモート撮影が必要なのか
- どんな地域へのリモート撮影が可能なのか
- どんな方にお勧めしたいサービスなのか
本記事では、上記のテーマに沿って、ジーアングルの映像プロデューサーで、スロバキア出身のテレーシアが「海外リモート撮影」サービスを深堀りしてご説明します。

イヴァニチョヴァー・テレーシア(ジーアングル・映像プロデューサー)
スロバキア生まれ、イタリア育ちの海外経験豊かなプロデューサー。ヨーロッパ(15カ国以上)、カナダ、アメリカ、インド、ケニア、シンガポールなど20カ国以上で撮影経験を持ち、日本語含め5カ国語を自由自在に使いこなすペンタリンガル。
「海外リモート撮影」とは?
シンプルに表現すると「海外に行かなくても、自由に海外ロケーションが撮影できるサービス」です。
海外在住のクリエイターを最低限のメンバーでアサインして、国内のプロデューサー、ディレクターが彼らに撮影の指示を出します。
ご要望に応じてお客様は国内でZoomなどのツールを通して、リアルタイムに撮影をご確認いただける、というサービスになります。
元々リモート撮影自体は行っていたのですが、コロナ禍の影響で、急激にお客様からの案件相談が増えました。
その中で、これまで渡航が当たり前と考えられていた規模のドキュメンタリー撮影やプロモーション動画の制作でも、試行錯誤しながらリモート撮影に挑戦してきました。
その結果、どんなジャンルや規模でもリモートで対応できる体制を整えることができましたし、世界中の優秀な映像クリエイターとのコネクションを多数作ることもできました。
リモート撮影がなぜ必要なのか?解決できる課題は?
リモート撮影をご要望いただくお客様が抱えている課題は、やはりコストと手間、そして制作期間になります。
例えば海外に拠点や工場があり、それらを撮影したブランディング映像を作りたい、といったときに、「海外渡航費用」や「現地撮影の段取り」が大きなネックになりますよね。
それらがクリアになったとしても、現地の撮影許諾や天候の影響などで、なかなか思うようなスケジュールで撮影が進まず、制作が長期に渡ってしまったり、企画段階で頓挫してしまう、というのもよく耳にするケースです。

リモート撮影であれば、国内のお客様が実際に海外へ渡航する必要がありません。そのため予算面での削減に繋がります。
また、海外撮影で手間がかかるのが、撮影許可申請やスケジューリングです。国や地域、場所によってルールが全く違うので、調べるだけで時間を要してしまいます。
ここは私自身が様々な国やエリアで撮影を行った経験から、情報や書類は先回りして準備し、現地での対応が必要なものは現地のクリエイターに代行してもらいますので、必要な時期までに映像が仕上がらない……といった課題もクリアすることが可能です。

その中で重視しているのが、適切なコミュニケーションが取れるクリエイターとの連携です。
現地クリエイターは日本のクライアントの要望を理解した上で、現地の文化や条件を踏まえて撮影を行わなければなりません。
その要望と条件のハードルを解決するために、しっかり話し合ったり理解を深めるコミュニケーション能力が必須になります。
そこで私たちは、仕事を依頼する前に何度もクリエイターと面談を行い、どのような性格や強みを持つ人なのかをじっくり厳選しています。
細かいことですが……撮影当日は「いま起きてこれから撮影現場に向かう」「いま撮影場所に着いた」といったリアルタイムなやり取りも行います。
こういった細かい連絡のやり取りが、信頼関係に繋がっていきます。

ジーアングルのご提供する海外リモート撮影は、紛争中の地域などを除き、基本的に世界中のどの地域でもチームをご用意して撮影が可能となります。
これまでにはどのようなお客様と、どのような地域でリモート撮影を担当したのかもご説明します。
どんな地域でのリモート撮影が可能?
これまでご相談いただいた案件で、撮影をお断りした海外の地域は無いです。トライしてみれば、必ずロケーション撮影の方法があって、解決のご提案ができると考えています。
また、実際に海外に訪れての撮影経験が豊富にあるのが、リモート撮影においても大きな強みになります。国ごとの慣習や風土の理解がとても大切になるからです。
事例として印象的だったのは、アメリカ・ジョージア州でのリモート撮影です。2日間で屋外とオフィスの5か所以上の現地ロケーションでの撮影を行いました。
インタビュー映像だったのですが、セットチェンジ等も頻繁に実施する、工程が複雑な撮影でした。しかし現地クリエイター陣が100%のクオリティで応えてくれて、日本からリモートで参加したクライアントにも大変喜んでいただけました。

インドネシアでの撮影もご紹介したいです。こちらも日本企業のインナーブランディング映像の撮影でした。
クライアントから「とにかく一番天気が晴れた日に撮影してほしい」というご要望がありました。現地のチームに1週間待機していただいて、最高の天候の日に撮影を敢行することができました。
これもわたしたちの現地クリエイターとのコネクションと、リモート撮影ならではの柔軟な撮影体制が、上手くご要望に沿えた事例だと思います。
権利の関係で実際の映像をお見せできないのが本当に心苦しいのですが、このブログを通して少しでもこのサービスを知っていただいて、ぜひ一度体験していただきたいです。

海外リモート撮影では、お客様にはオンラインビデオツールで映像をご確認いただきながら、リアルタイムな制作が可能になります。ジーアングルのプロデューサーが通訳に入りますので、安心してコミュニケーションを取っていただけます。
リモート撮影はどんな方にお勧めしたいサービスか
商品やサービスのプロモーション動画を映えるロケーションで撮影したいお客様に、まずお勧めしたいです。競合他社との差別化になりますし、世界中のシチュエーションをお選びいただけます。
海外展開を視野にいれた商材であれば、ターゲットの国の人々に伝わる動画アプローチを、その国を良く知る現地クリエイターと一緒に制作することができます。
そして社内用のインナーブランディングとしての動画、イベント用の動画などもよくご要望いただきます。
プロジェクトのスケールの大きさや、グローバルなご活動を効果的に伝えられる手法ですので、ぜひご活用いただきたいです。
まとめ
- 海外リモート撮影は、国内に居ながら世界中のロケーション撮影を確認できる
- 手間を削減し、制作コストと期間を圧縮できるのが最大のメリット
- 世界中の信頼できるクリエイターと提携して制作するのが強み
- 撮影地域の制限はなく、自由にロケーションを選定可能
- 海外拠点を持つ企業のグローバルな活動のブランディング映像としてお勧め
というわけで、海外リモート撮影のサービス概要やメリット、強み、お勧めの用途などをまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。
ぜひお打ち合わせなどで、WEB上での公開が難しい実績などもご覧いただければ幸いです。
ジーアングルの海外撮影スタッフは、どんなに難しいプロジェクトでも徹底してサポートさせていただきます。
ぜひリモート撮影を通して、御社のグローバルな魅力を発信し、一緒にチャレンジをしていきましょう。
まずはお気軽にお問い合わせください!
