乙女ゲームの背景やキャラデザで人気な手法は?女性向けの制作依頼をしよう

乙女ゲームの背景やキャラデザ

スマホゲームの中でも、人気のある女性向け作品、乙女ゲーム。乙女ゲームを制作するにあたって大切なことは、セオリーやどのようなものがはやっているのかを知ることではないでしょうか。そこで今回は、乙女ゲームのキャラデザで人気の手法や、制作依頼を行う際に気を付ける点についてご紹介します。

基本的な手法!アニメ塗り

基本的な手法乙女ゲームのキャラクターにおいて、一般的に使用される手法は「アニメ塗り」というベース、ハイライト、影色の簡略化されたシンプルな色使いです。そこに、ボカシなどの手法を加えてイメージに近い絵柄にします。

例えば、ライトユーザーを意識した乙女ゲームでは、初プレイの方でも分かりやすいポップな髪色と大きめの瞳で、表情がはっきり出るキャラデザです。表情がはっきりしていることで、キャラクター性がひと目で分かるでしょう。また、比較的シンプルなアニメ塗りにはなりますが、エアブラシやボカシで立体感を出す「ブラシ塗り」に近い手法を加えれば、キャラクターの存在感を表現できます。

一方、ミドルからヘビーユーザー向けの乙女ゲームのキャラクターは、落ち着いた髪色と大きすぎない目が特徴です。立ち絵の表情の個性は薄めで、キャラクターに個々の性格やバックボーンを反映した服装をプラスしデザインします。ライトユーザー向けの乙女ゲームと比較すると、よりリアルなキャラデザが印象的です。

基本的な手法であるアニメ塗りに加え、ブラシの質感を手書き風に変え透明感を出したり、キャラクターにリアル感をプラスするために厚塗りにしたりして、乙女ゲームの背景やキャラデザ制作をします。ちなみに、ターゲットユーザーの年代が上がるごとに、キャラデザをパキッとしたアニメ調より手書き風や厚塗りの手法を加えたキャラデザのほうが人気は高くなる傾向です。

【 制作依頼のポイント1】ターゲットを絞ろう

ターゲットを絞ろうひとくちに乙女ゲームといっても、その種類はさまざまです。制作しているゲームがどの層をターゲットにしているものかで、デザインも大きく変わります。

そこでまずは、デザインの発注前に自分の制作しているゲームが、どの層をターゲットに制作すべきかを明確にしましょう。ユーザーの年齢だけではなく、ライトユーザーなのかヘビーユーザーなのか、アニメや漫画、他ジャンルではどのような作品を好むかなど、細かく設定して指示書に記載することが大切です。ターゲットが明確であれば、打ち合わせもスムーズですし、イメージ通りのキャラクターが完成します。

【制作依頼のポイント2】「スチル」を考慮する

「スチル」とは、ユーザーが求める恋愛シチュエーションを、1枚絵にしたイラストのことです。乙女ゲームは、このスチルを見ることがある種ゲームの目的ともいえます。そのため、制作依頼の際に、性格設定とプラスしてキャラクターごとに想定しているスチル(例:壁ドンやあごクイなど)を伝えておくと、制作者側もイメージがつきやすいでしょう。

スチルでは、背景も大切なポイントです。乙女ゲームにおいての背景は、アニメのように数秒で切り替わるわけではなく、ゲームプレイ中はずっと視界に入ります。しかし、だからといって乙女ゲーム内で移動を増やすと、背景も膨大な量になり容量や予算が厳しいかもしれません。そのため、スチルで絶対に必要な背景をピックアップし、季節や時間などの差分で変化を持たせるように心掛けましょう。

また、同じ制作会社であれば問題ありませんが、もし何らかの理由でキャラクターと背景を別々に発注する場合、どのような背景が必要かをより明確に伝えることが大切です。ただ、キャラクターと背景のタッチに違いが出ないようにしたいのであれば、できるだけ同じ制作会社に依頼することをおすすめします。

ほかにも、スチルに施すエフェクトも大切な要素です。特に、光の反射を表現する「キラキラ」や、木漏れ日などに使用する「玉ボケ」が、乙女ゲームでは多用されています。ただし、これらのエフェクトの使用箇所を誤ると、ゲームの持つリアルな雰囲気が崩れるかもしれません。あくまでも、作品の質やテーマを損ねないよう、エフェクトを取り入れ魅力あるスチルを制作しましょう。

おわりに

今回は、乙女ゲームにおけるデザインの手法などをご紹介しました。

キャラデザの基本的な手法には、アニメ塗りやブラシ塗りが挙げられます。さまざまな手法を取り入れて、ユーザーを引き込む魅力あるキャラクターを作りましょう。また、制作会社へ依頼をする際には、キャラクターの性格やスチル、どのようなエフェクトを掛けるかなど細かく設定し、しっかり伝えることが大切です。

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